ABOUT US

 私たちの日々の消費行動は、商品を最終的になくすのではなく、他のモノやサービスへと形を変える行為と言えます。そのため、手にしたチョコレートがガーナの子どもから教育の権利を奪っていないか、着ている洋服がバングラディッシュの女性の労働問題に影響を与えたりしていないか、消費の影響について考える必要があります。

 消費者は自分の消費行動が、経済、社会、環境にどのように影響を与えているかについて考え、 消費の先にある持続可能なライフスタイルを実現する責任があります。しかし、グローバル化の進んだ現代では、消費のシステムが見えにくくなっており、消費者が市場の利益を優先した持続不可能な消費パターンに意思決定をしてしまう恐れがあります。

 消費者教育は、個人が消費について学び、自分の消費行動を変えていくだけでなく、行政や企業へ消費者の声を届け社会全体で持続可能な消費のシステムを変えていく可能性を秘めています。 えひめ消費者教育研究会は、持続可能な消費に向けた教育活動を通して、ひとりひとりの生活を豊かに、地域をよりよくしていくことを目指しています。


問い合わせ先

竹下浩子
〒790-8577愛媛県松山市文京町3番
愛媛大学教育学部 家政教育講座内
E-mail: takeshita.hiroko.we@ehime-u.ac.jp